社員の声

「原料と製品、ものづくりを一貫して把握する。」

生産管理部 生産物流課
2015年入社 流通情報工学科 卒

高砂香料西日本工場を志望した理由は?

目標意識の高い先輩社員に見た未来像。

就活時期と高砂香料西日本工場が建設される時期が重なり、学校から「一度話を聞いてみては」と勧められたのが入社のきっかけです。会社説明会に参加し、香料というものが私たちの生活においてとても身近にあること、この会社が日本の香料トップシェアを誇ることなどを知り、とても興味を持ちました。また、説明会に来られた社員の方たちが、親切で優しそうな雰囲気でありながらも、それぞれが目標意識と責任感の強さを持っているのにも非常に惹かれました。

現在の仕事内容を教えてください。

“次工程はお客様”の精神を心に刻んで。

私が所属する生産物流課は、「入出庫係」「製品係」の2つに分かれています。現在担当しているのは製品係で、できあがった製品を中継地点やお客様のところへ送り出す役割です。どれほどいい物を作っても、お届け内容に間違いがあっては台無しになります。製品番号は数字やアルファベットの組み合わせが多く、読み間違いなどの簡易ミスが出やすいところです。確認作業の徹底を図り、次に受け取るのはお客様だということを強く心に留めています。

一日のスケジュールを教えてください。

6:30起床
7:00朝食、支度
7:55自宅を出発
8:05出勤
8:30朝礼
8:45メールチェック・出荷予定の確認
9:00出荷準備
11:00製品出荷
12:00昼食
13:00清掃
13:20メールチェック・出荷予定の確認
13:30出荷準備
16:50片付け
17:00退社

仕事のやりがいと苦労する部分を教えてください。

製品の“最初”と“最後”を請け負う砦。

製品係では、次に受け取るのはお客様だという点から、確認漏れがないかなどの責任を感じます。また過去に経験したことのある「入出庫係」では、届いた原料は予定通りのものか、外装に異常がないかなどをチェックして原料の受入れをしています。海外から仕入れる原料は容器に凹みがあることも多く確認作業に気が抜けません。原料の受入れは、製造に関わる最初の部分なので、製品係と同様に責任を感じます。重圧はもちろんですが、ものづくりの最初と最後を背負うぞという使命感をもって日々取り組んでいます。

これからの目標を教えてください。

内外の物流を支えるエキスパートに。

生産物流課には7年ほど在籍しており、物流の知識は大分身に付いていると自負しています。ただ、ひとつだけ未経験なのが包装資材に関わる業務。製品を梱包する段ボールや容器などの資材を発注し、製品毎に決められた資材を滞りなく供給しているところです。今後はこちらの業務でも経験を積み、工場内外の物流を支えるエキスパートになりたいと思っています。

印象に残っているエピソード

あの日のミスが、自分を成長させてくれた。

かつて製品係から入出庫係に異動した際、これまでと勝手が違う業務に多々戸惑うことがありました。自分の確認不足が原因で起きたミスにより、周りに迷惑をかけてしまい、「自分には向いていないのかも」と落ち込むこともありましたが、その時に受けた注意のおかげで、注意深く慎重に作業することの重要性が身に付きました。また、製造部へ原料を出庫する作業では、当初、時間内に作業が終わらず迷惑をかけることもありましたが、自分なりに工夫を重ねて作業をしていくうちに、時間内に作業が終えるようになりました。どちらも苦い思いを経験しましたが、だからこそ得られた気付きや創意工夫があったと思います。

休日の過ごし方を教えてください。

模型作りや旅行です

模型作りが趣味で、休日には作成に勤しんでいます。天気が良い日には、バイクでドライブをしながら、模型屋巡りをすることもあります。また、年1回程のペースで東京や福岡に旅行に行っています。

私の好きな香り

ヒノキの香り

山や森を思わせるヒノキの香りがお気に入り。身につける衣類や雑貨も無意識に緑色を選ぶことが多いので、安らぎや癒やしを得られる色や香りが好きなんだと思います。工場のある三原は自然豊かで緑が美しいところ。自身が生まれ育った場所でもあり、山の中で遊んだ思い出が多々あります。自分のルーツでもある自然を思わせる香りは、深いリラックスを与えてくれます。